Hello talkで出会って、よくチャットをやりとりする人がいました。
私と同じ年のアメリカ人 既婚者 日本語を学んで2年とのことだった。
その人をAさんとすると、Aさんが英語でチャットを送ってきて、私が日本語で返すといった感じだった。
私は英語を勉強しようとしていたころなので、まだ英語の文をなかなか打てなかったのもあり、ネイティブからもらうチャットは学びが多かった。
最初はたまにチャットする感じだったけれど、だんだん頻度が増えて毎日連絡するようになった。だいたいAさんから送ってくる。
返信がめちゃくちゃ早くてリアルタイムでやり取りすることを望んでいる感じだった。
私は英文が来るのが楽しくて、それは苦じゃなかった。
内容は「今日は仕事で〇〇した」とか、日常のたわいもないことだった。
ロマンスな雰囲気とかは全くなく友達みたいなやり取りで楽しかった。
1か月くらいやり取りして、1度電話もしたりした。
でも、2か月くらいたってから段々と「ん?」って思うことが出てきた。
とりあえずあっちはひたすら話す。
聞いてもないのに「アメリカでは~」とか解説してきて、超長文のチャットがきたりもした。
私はそんな文章も英語の勉強になったので、しっかりと聞いていたけど、私が話したいときに「ちょっと聞いてほしいんだけど・・・」っと送ったら無視された。
たぶん自分が話すことに夢中になって気づいてないか、日本語がわからなかったんだと思う。
それに、突然会話の脈略なく英語のことわざを送ってきて、私はまったく意味が分からなかった。
ことわざって日本もそうだけど「石の上にも3年」って知ってたら、すぐ理解できるけど、知らなかったら「え?」ってなるよね。石の上に乗れないけど?
綴り間違いかな?とか、私の解釈がおかしいのかな?と混乱する。
私が混乱するのを楽しんでいるようだった。
そう、段々と「俺はネイティブだから何でも知っている」、だから聞いてもないアメリカの解説をしだしたり、ことわざや、難しい単語を使ってきていた。
私は相手が日本ネイティブじゃないから、難しい言葉は避けてわかりやすく伝わるようにしていたのに。
そして私が英語の勉強をしていても、しょっちゅうチャットを飛ばしてくる。
・・・この人、一体いつ日本語の勉強してるの?
聞いてみると、「最近はイライラして手につかない」とか「今日は〇〇だったから~」とか日本語の勉強ができない理由を言った。
でも、折り紙をしたり、筆ペンを使った!とか、日本のドラマを見た、とか、そういうことはしていた。
私は今、英語を勉強してるからチャットできない、みたいなことを伝えると「そんなに勉強しすぎもよくない」みたいなことわざをポッと送ってきた。
グーグルで検索しても、あんまりヒットしないよくわからないことわざだった。
っていうか、人が頑張ってるのに、なんでいちいちわかりにくい言葉を使ってネガティブなことを言ってくるのだろうと少しイラついた。
この辺りから段々と距離をとっていった。英語の勉強も集中してできないし。
更に私が理解できなかったのは、私が送った文章が意味がわからないときは「アメリカ人はバカなんだからわからないよ」とか、「俺はアメリカ人だから~できない」と、ことあるごとに、何かできないとかネガティブなことに関しては「アメリカ人だから~」と言ってきた。
私が送った文章がわからないって、たぶん単語がわからなかったんだけど、じゃあ調べれば?って感じだったし(どうやらいつも翻訳機だけ使用して、意味とか調べてなかったっぽい)
できないのは「アメリカ人」だからじゃなくてAさん個人の問題だと思う。
他にやりとりしているアメリカ人の人もいたけど、その人たちは決してそんなことは言わなかった。
そんなことから段々と、Aさんは日本語を本気で勉強してるのではなく、ただ日本の文化に触れたい人なんだなと思い始めてきた。
勉強も今は~とか言い訳してたけど、たぶん永遠にしないんだろうな、と。
たまに勉強したと言ってきたけど、ホワイトボードに書いてさっと消すと言っていた。
近くに窓があって、近所から見えるんだ。とか
勉強じゃなくて、ただ”漢字を書いてる俺”が好きなんだろうな、と思った。
長くなったので続く。
Hello talkで出会った人 反面教師2 - DMM英会話の記録
タイトルにもしたけど、今思うとすごい私はバカにされてたんだけど、この人はとてもいい反面教師になったと思う。